朝夕は、秋の感じが大分してきましたが・・・
昼は暑いですね・・・でも、確実に季節はかわりつつありますね。
今日は、*ちょこっとコラム*の第3回目です。
3番目に重要なことは、
「デイサービスでどんなことをして過ごしたいか。
(過ごしてもらいたいか。)」
です。
デイサービスとは、どんなところだろう??
と思う方も多いと思います。
なんとなく、朝迎えにきてくれて、みんなで体操して、順番でお風呂に入って、お昼ご飯食べて・・・家に帰る・・・どのデイサービスも大体一緒でしょう・・・・
と思われている方もいると思います。
実際は・・・確かにそうです。
しかし、その中でも色々な特徴や特色があります。
その中からご利用される方にあったデイサービスを探すことが大事なのです。
ここでは、どんなデイサービスがあるのかをご紹介したいと思います。
まず最初にご利用される方が何をしたいかを具体的に考えて見ましょう。例えば、
私は・・・
・しっかりとした専門的なリハビリがしたい。
・多くの友達や仲間を作りたい。
・手芸など趣味活動をしたい。
・一人でのんびりしていたい。
・人からあんまり話しかけられたくない。
・自分がやりたい時に、やりたいことしかしたくない。
・老人施設みたいなところには行きたくない。
家族としては・・・
・一日楽しく過ごしてもらえればいい。
・もっと、リハビリをして動けるようになってほしい。
・もう無理やりなリハビリはしてほしくない。
・好きなものを食べ、好きなように過ごしてほしい。
・とりあえず、家に一人でいる時間を短くしたい。
・お風呂だけ入れてほしい。
・デイサービスに通っているのを知られたくない。
などなど、色々な気持ちがあると思います。
次に、その気持ちに合わせてデイサービスを探していきましょう。
(すべてをクリアするデイサービスがない場合もあります。どれを優先させるのかで選んでいくといいでしょう。)
・認知症対応型→「認知症対応型サービス事業管理者研修」を受講しているスタッフがいる。
・療養型→重度の介護が必要な方、医療的ニーズが高い方などがご利用できます。(看護師が必ず配置されています。とても、デイサービスの数が少ないです。)
・機能訓練特化型→専門的な機械を使用してリハビリをメインに行う。多くは短時間(3時間程度の利用)。理学療法士やマッサージ師がいる。昼食がなく、ほとんどの場合延長もないところが多い。
・音楽療法をしている→音楽療法士が専門的に実施している。みんなで歌を歌ったり、楽器を実施するところが多い。
・趣味活動に力を入れている。→ボランティアや専門の講師が来て趣味活動を行う。
・お風呂にこだわっている。→完全個浴(浴槽の中のみ個浴で脱衣所が他の方と一緒という場合があります。)檜の浴槽がある。機械浴ができる。好きな入浴剤を入れてくれる。
・入浴特化型→短時間でのご利用で、入浴を専門にしてくれる。(食事・延長がない場合が多い。)
・民家を改造して一軒家を利用している。→家の中の段差などそのままにし、日常生活に近い形をとっている。
・デイサービスの看板や、送迎車にデイサービスの名前が入っていない。(決まったユニフォームがないところもあります。)
・日課やお風呂の順番などが決まっていない。
・マージャンができる。(音がうるさいからとやらないデイサービスもあります。)
・喫煙ができる。(比較的多くのデイサービスは禁煙になっています。)
・理学療法士や作業療法士、言語聴覚士、柔道整復師、マッサージ師、看護師が経営・常駐している。
・家族の事情などに柔軟に対応してくれる。(早めのお迎えの希望、延長の希望などを受けてくれる)
などなど、様々なデイサービスがあるのです。
ご利用される方が、何をしたいのか、何をしてもらいたいかをよく考え、それを実現してくれるデイサービスを探すことが大切です。
また、ひとつのデイサービスだけを利用するのではなく、
例えば、一週間に3回デイサービスを利用している場合、2回はのんびりできるところ。1回は専門的なリハビリができるところ。
など、数箇所を利用されることが可能です。
ケアマネージャの勧めてくれるところだけにこだわらず、
自分たちで探したデイサービスを是非、ケアマネージャーに提案してみてください。
(介護認定が要支援の方は、通えるデイサービスは一箇所となります。)