今日も暑さが続いています。日差しが痛いくらいです。
空も、まだまだ夏雲ですね・・・
しかし、日陰や、朝晩の風は少しずつ夏の終わりを知らせてくれているようです。
体調管理も引き続きしていきましょうね♪
今日は、*ちょこっコラム*の第2回目です。
2番目に重要なのは、ずばり「1日の利用人数(定員数)」です。
利用人数は、各デイサービスによって差が大きいのです。
主に、大規模と通常、そして小規模があります。
この差は、正確にいうと、「ひと月のトータル利用者数」になるのですが、ここではわかりやすく、1日の利用者人数で説明させていただきます。
大規模と言われるのが「○○地域ケアプラザ」などに代表される、1日の平均利用人数が25名から45名以上のデイサービスです。
そして、小規模と言われているところは、平均利用人数が10名以下のところを指します。
その中間にあたるのが通常と言われているところです。
それぞれメリット・デメリットがありますので、大規模と小規模に分けて下にまとめてみます。
=メリット=
大規模→ ・人数が多いので、多くの友達や仲間が作りやすい。
・気の合わない人がいても、他の方たちとお話できる。
・スタッフの数が多い。看護師が常駐している。
・色々な送迎車が用意されている。(重度でも受け入れしている)
・設備が整っている。(リハビリの機械やレクリエーションの道具など)
・バリアフリーが徹底されているところが多い。
・お祭りや行事がにぎやかに出来る。
小規模→ ・人数が少ないので、他の利用者様とかかわりやすい。
・人間関係に気を使わなくてもいい。
・スタッフとのかかわりが多くなる。
・人数が少ない分、1日の過ごし方が自由にできることが多い。
・送迎時間(車に乗っている時間)が短い場合が多い。
・デイサービス全体がざわざわしていることが少ない。
・介護施設とわからないような施設もある。(民家を改装しているなど)
・色々な特色のデイサービスが多い。
*音楽療法に力を入れている。
*普通の民家(段差などそのまま)を利用している。
*お風呂にこだわっている。(檜のお風呂や完全な個浴を実施など)
*喫煙が出来ところもある。
・個々に合わせた運動や、活動ができる。
・スタッフ全員が利用者個人の状況を把握出来ている。
・各個人・家庭の状況に合わせて対応してくれるところが多い。
=デメリット=
大規模→ ・デイサービス全体がざわざわしている。
・決められた通りに動かなくてはいけないことが多い。
(体操の時間、入浴の時間・順番、レクリエーションへの参加など)
・送迎(乗車)時間が長くかかることが多い。
・介護施設らしいところが多い。
・概ね、画一的になってしまう。(同じようなデイサービスに見える)
・他の人同士の会話がうるさい。(比較的男性からの意見が多いです。)
小規模→ ・利用人数が、自分ひとりのこともある。
・大規模に比べ設備が整っていない。(リハビリの機械など)
・気の合わない人がいると気まずくなってしまう。
(人間関係が煮詰まってしまう)
・お祭りなど行事が少ない。
・送迎車の種類が少ない。(車椅子にそのまま乗れないない)
・看護師が常駐しているところがほとんどない。
(医療対応できないと断られることもある。)
デイサービスを探すにあたり、一日の平均利用者数を確認してみるといいでしょう。
また、ご利用者様の性格や、体の状態を考え、どんなところが合っているのかを考えて見ましょう。
それには、ケアマネージャーさんや、ご近所の利用している人などに相談してみるのもいいと思います。より多くの情報を得ましょう。
また、多くのデイサービスが「見学・体験利用」などを実施しています。
自分たち・ご家族たちの目で、雰囲気や設備など確認することが大切です。
是非、お気軽にご利用してみてください。(体験後に断ることはもちろん可能です)
小さなデイサービスでも、十分な介護は受けられます。
大規模・小規模など施設の規模や名前の認知度などに惑わされず、ご利用者様が楽しく通えるようなデイサービスを探してみてください。